1/31/2018

美しき宇宙の神秘

今夜は皆既月食

スーパーブルーブラッドムーン

という
150年ぶりの、特別な皆既月食だそうです。
 





150年前というと
日本は封建的な江戸時代から
自由を求める近代社会へと
大きな変化を遂げた時期

150年前の人が見ていた月を
 
私たちが同じように見上げている

 
 
時空を超えたエネルギーを共有している
という不思議な感覚
 

 

矢張り今年は
大きな変革の年
なのかもしれません


毎日見上げている
この同じ夜空に浮かぶ
今夜の満月が
 
赤銅色に刻一刻と変化する様子は

果てなき宇宙の神秘

ただただ美しく
計り知れないエネルギーに包まれているのを感じます

 
 



1/30/2018

違和感に敏感に

それは本当に、本当ですか?


これまで
それ程疑問にも思わず
何となく当然だと思っていたこと

巷で流布しているため
自分では深く考えずに
正しいと思っていたこと

ハイヒールの恩恵を受けることで

日々触れる様々な情報について
そして、それに伴う感情についても
まず

それは本当に正しいだろうか?

と自問するようになりました。

多くの人が信じている
 
「ハイヒールは身体に悪い」
という
ハイヒールに対する偏見

ハイヒールの哲学では
それが全く逆であることを
ロジックをもって証明することができます。

正しいものには
全てロジックがあります

様々な情報が錯綜する中
全てを鵜呑みにするのではなく
 

何が正しく、何が間違っているのかを
自分で判断するため

 
気付かぬうちに
刷り込まれた情報で

誤った方向に流されていた
ということがないように

 
常に思考を働かせ
自分の中の違和感に敏感で在りたいと思っています。
 
 
 
 



1/24/2018

最後の一瞬まで気を抜かない

吉田兼好の「徒然草」に
 
「高名の木登り」
という一節があります

ベテランの木登りが
弟子のひとりに、危険な高さの木を伐る仕事を
命じた時のこと

慎重に木を昇ってゆき
無事に木を伐り終えた弟子が
梯子の最後の一段を降りようとしたとき
 
これまで様子をじっと見ていた
ベテラン木登りは、初めて口を開き
 
「気をつけて降りなさい」と言います。

 
 
何故、危ない高さでは何も言わず
安全な所に来て初めて
注意するのか
と訝しがる弟子に


安全で、簡単だと思ったその瞬間が
一番集中力が欠ける瞬間であり
 
そこで足を踏み外し、怪我をすれば
全てが台無しになってしまうのだ

というエピソードです



ハイヒールに於いても同様

美しく歩く際に意識すべき点は

母子球への意識
膝を限界までプッシュすること
背中を反らさない
腹筋を最大限に引き上げること
等々
 
無数にあります

 
後ろ足を地面から離し
前に運ぶ過程で
如何に意識を入れ
正しいポジションをキープできたとしても
 
 
最後の一瞬
爪先から着地する瞬間に
意識が抜けてしまえば
 
エレガンスは瞬時に消えてしまいます。
 
 
美しく在るためには
 
 
僅かな一瞬たりとも意識を欠かすことなく
 
最後の瞬間まで
意識を入れておくことが重要となります
 
 
 




1/23/2018

一面の銀世界

昨日から舞い始めた雪は
時間が経つにつれ激しさを増し
 
雪と共に
普段は目に見えない風の姿を晒しつつ
 
街を白一色
幻想的な世界に変えました。
 
今朝は
そうして降り積もった雪が
朝日を浴びて美しい光を放ち
見慣れぬ光景に
暫く無心で外を眺めておりました。
 
一夜にして
銀世界に変わった日常の風景は
私の大好きな一枚の絵画
 
クロード・モネの「かささぎ」を髣髴とさせます。
 
嬉しいことに、この画は
何度か来日してくれましたので
 
来るたびごとに足を運び
時間を忘れて、この画の前で立ち止まっては
 
本物だけが放つ
崇高なエネルギーを浴びながら
 
モネの雪景色に
心打たれています。
 
 
ここに描かれている
美しき銀世界
 
雪の白
と一口に言っても
 
薄っすらと朝日を受け止めた雪は
ほんのりピンクに染まり
未だ日の差さない影の雪は
ブルーグレーを帯びていたり
 
筆のタッチも
未だ何にも触れられていない雪は
繊細に、滑らかなタッチで
踏みしめられた雪は粗く大胆に
 
と様々に描き分けられています。
 
そこに現れた一羽のかささぎ
 
画中の世界に小さな鼓動を感じさせ
一枚の絵にぱっと温かさを加えてくれます。
 
 
 
これから始まろうとする一日
 
清々しくも
輝きに満ちた銀世界
 
珍しく東京にも降り積もった雪は
一瞬だけ
モネの世界を感じさせてくれました。
 
 
 

 

1/19/2018

踵まで美しく

踵が柔らかくなっている
ということに驚いています。
 
 
この冬
ボディケアをしていて
ふと気づいたことは

特別な踵の角質ケアをしなかったにも係わらず
踵がとても柔らかくなっていること
 
 
これまでは
とりわけ冬の時期は
しっかりケアをしなければ
時にはプロにお願いしなければ
引っ掛かりを感じるほどにハードだった踵が

通常のケアだけで
とても良い状態をキープできています。

これは
ハイヒールで正しく歩くということが
如何に踵に負荷を掛けないか
ということを教えてくれます。

 
爪先から着地すること
腹筋を上へ上へと引き上げて歩くこと
 
 
ハイヒールで正しく
美しい姿勢を意識して歩くために
ピンポイントで
母子球に全体重を掛けるため
 
 
 
踵への負担が
最小限になったからだと思われます。
 
 
これまで
如何に踵に負担を掛けていたのかと
恐ろしくなると同時に
 
歩き方一つで、美しくなかった踵も
こうも新たに生まれ変わるのだと
 
柔らかな踵に触れ、心が緩むのを感じます。
 
 




1/15/2018

軽やかに舞う

美しさに涙が溢れました

パリ・オペラ座バレエ団の
ル・グラン・ガラ2018を観てまいりました

有難いことに
1階前方の素晴らしい席を予約していただき

トップダンサーの美しい筋肉
静と動の一つ一つの動きを
目の当たりにすることができ
 
夢のようなひと時を過ごしました。


ドロテ・ジルベール
マチュー・ガニオによる

「トリスタンとイゾルデ」

愛と哀しみのエネルギーが
指先から、爪先から
そして眼差しから
 
圧倒的なオーラとなって放たれ

美しいエネルギーに魅了され
圧倒され、心が震え
涙が止まりませんでした。
 

 
美しいエネルギーとは
こんなにも魂の奥深くに触れるものなのでしょうか




私は日頃美しく在るために
 
できるだけ音を立てない
 
ということを
意識しておりますが
 


今回、至近距離で鑑賞して気付いたこと
 

 
どんなに激しい動きでも
音一つ立てずに、息遣いさえもコントロールし
空気のように軽やかに
 
二人でピタリと動きを合わせて舞う姿は
 
ハイヒールの哲学に於ける静と動、女性性と男性性が
極限まで研ぎ澄まされた世界
 
それはあたかも妖精が躍っているかのような
別世界でした。

静寂の中にあっても
美しいエネルギーは
ダイレクトに人の心に響きます。

私も常に美しく在るために
二人の舞うイメージを心に刻み

意識を欠かさぬよう
更に精進してゆこうと決意いたしました。







 





1/06/2018

エネルギーの質を上げる

一流のものには
一流のエネルギーが宿る


ハイヒールの哲学を学ぶことで
エネルギーの重要性を
より強く意識するようになりました。


エネルギーとは
強さだけではなく

何より質が重要であるということ


エネルギーの質を上げるために
お試しいただきたいのが

今の自分が纏うレベルより
少し上のレベルの物を
一つ身に付けること


例えば、先ず
一流の上質なハイヒールを身に付けてみる


すると
今、身に着けているものの中で

ハイヒールだけが異なるエネルギーを放つのを
感じるはずです。


では次に
自分の身に纏うもの

例えばワンピースを買うとき

またはフレグランスを買うとき

意識して少しだけレベルを上げ
ハイヒールの持つエネルギーに近づけてみる


こうして
少しずつ、一つずつ
纏うもののレベルを上げ

一流のエネルギーに触れることで


自分の内なるエネルギーもそれに共鳴し
変わってゆくのを感じられることでしょう。


一流のものには
一流のエネルギーが宿ります


何故ならそこには
作り手のエスプリと哲学が込められているからです。


身に纏うもののエネルギーを上げることで
そのエネルギーに相応しい自分で在りたい


そう意識するようになることで

自身の持つエネルギーも変わってくるのだと思います。


 

1/04/2018

感謝と共に生きる

2018年
 
新たな年が明けました

 
元旦の朝
ピンと張りつめた空気を
胸いっぱいに吸い込みますと
​​
 
新たなる決意と共に全てが浄化され
細胞一つ一つが生まれ変わるのを感じます。

私は常々
感謝を胸に刻みながら
日々を生きていたいと思っておりますが
 
 
とりわけお正月のこの時期は
それをより強く感じます
 
 
道行く人々の表情が
明るいからか
 
笑顔の人と接することが多いからか
 
 
年末の殺伐とした空気が一変するからかもしれません
 
 
自分が今在るのは
私を取り囲むあらゆる存在
 
それは
人であり、物であり、環境であり
 
その全ての
お陰であるということに感謝は尽きません

 
以前に聞いた話ではありますが

 

一人一人は
例えるならば一つのリンゴのような存在

リンゴの皮は顕在意識
 
リンゴの実は潜在意識

顕在意識はその下に
何倍もの潜在意識を内包しており
 
一つ一つのリンゴは
枝を通じ、幹を通じ、葉を通じて
生きるための必要なものを得られるのである
 
 
一つ一つはそれぞれが
一つの幹で繋がっているのであり 
 
それ故私たちも皆
何かしら係わりあって生きているのだということ


 


私も今年は
リンゴの表皮の下
 
自分の内側、潜在意識の声にも
より集中していきたい
 
 
そして新たな決意と共に
今年もまた
 
愛と感謝を忘れずに
日々を過ごしてゆきたいと思っています。


皆さまにおかれましても

今年一年が
より一層素晴らしい一年となりますように

心よりお祈り申し上げます。

 





幸せとは

今年も、気づけば残り2ヶ月余りとなった。 時が経つのが、あまりにも早く 多くのことが起こりすぎ、何をしていたのか 思い出せないことも多い。 振り返れば 昨年までは当たり前であったことが 今年は、当然ではなく これから先は、全てが変わってゆくのだと感じる。 もう元に戻ることはないで...