一日も終わりに近づくころ
目の前に
積み重なる
様々な作業に追われ
必死に格闘していた時であったが
一瞬、強烈な光が
私を目掛けて差し込んできた
余りの眩しさに
思わず顔を上げると
まさに、夕日が沈む刹那
美しき最後の光が
力強く放たれた瞬間であった
何と美しいエネルギーであろうか
刻々と色を変える夕日
全てを忘れ
あまりにも美しく変化する
その色の重なりに圧倒され
暫く
沈みゆく夕日を見つめていた
無心で夕日のエネルギーを浴びている間
思考は完全に停止し
ふと気付いた瞬間
思わず涙が溢れて止まらなかった
今年の生活は
昨年の今頃とは
全く変わってしまった
しかし
目の前にあるのは
常に変わらぬ美しさ
自然とは
私たちに何が起ころうとも
如何なる時でも
本当に美しい
美がこんなにも身近にあるということは何と幸せなことであろうかと
心から感謝が溢れた瞬間であった
美しいものに宿るエネルギーに触れられるとは
何よりのギフトである
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