4/23/2018

ハイヒール道

西洋画を愛する私が
日本画をも愛するようになったのは
ある一枚の画に出逢ったからでした。
 
東山魁夷の
唐招提寺御影堂の障壁画

始めて目にしたとき
突如として、胸に迫るものがあり

周囲では、大勢の人が騒めく中で
静かな波の音が聞こえるようであり
不思議と心は穏やかで
気持ちがすっと落ち着いてゆく瞬間を感じていました。

この壁画が放つエネルギーを
一言で表すのは難しいのですが
敢えて表現するとすれば
静寂と穏やかさのエネルギーと言えるでしょう。


東山魁夷の画を観たさに
新幹線に乗り、年間パスポートまで購入して
長野の東山魁夷美術館まで
通った過去もあります。


好きな作品は数あれど
ハイヒールの哲学を学んでゆく上で
心の深淵に共鳴するひとつの作品が
折に触れ思い浮かびます。


」と題したその作品に在るのは

柔らかな新緑を両脇に
青空に向かい真っ直ぐに伸びる一本の道

その先は、ほんの僅かにカーブして
何が待ち受けているかは未知ながらも
果てしなく続く道であることを感じさせ、心が躍ります

周囲に人はおらず
あるのは、美しい自然のみ

自然の息づかい
頬を撫でる柔らかい風からは
心地よい温度と草いきれが感じられ

この道の先に在るのは
希望だと信じることが出来ます。


ハイヒールの哲学とは
自分が選び、自分が信じた一本の道を
自信を持って美しく歩き続けること

周囲の雑音を一切排除し
自分が日々築き上げてきたものにのみ焦点を当て
自分を信じて進むこと

その先に在るのは
美しさの溢れる世界なのだと確信しています。






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