マリインスキー・バレエ団による
ドン・キホーテ
を鑑賞してまいりました。
マリインスキー・バレエ団は
入団条件がとても厳しく
聞くところによれば
ダンサーたちの身体のラインの美しさは
他を圧倒するそう。
劇場には、美しいロシア女性が大勢いらしており
漏れ来るロシア語に
一瞬ここは、外国かしら?と勘違いするほど
幕が開けると同時に
目の前に広がる
華やかで美しい、夢のような世界に
思わず目が眩みます
評判通りの、ダンサーたちの
手や脚のラインの美しさ
美しさとは
その細さではなくラインなのだということを
確信し、納得する瞬間
羽のようにふわりと軽やかに
柳のようにしなやかに
優雅に、そして美しく舞うダンサーの姿に
瞬きを忘れるほど
凡そ人間業とは思えぬほどの高度な技術
激しいターンの後
指先、足先、頭の先まで
全てを一瞬で
ぴたりと止めるスキル
瞬時にぴたりと止めることが
如何に至難の業であるか
エクササイズで思い知らされている故に
この境地に達するには
どれ程の努力を重ねたのであろうかと
感嘆せずにはいられない程
静と動、男性性と女性性
相対する波動が織りなす
美の世界
ここ最近のバレエ鑑賞は
ダンサーにほど近い席だったのですが
今回は、全体を見渡せる席であったため
舞台全体の美しい世界が、より視界に入り
バレエ、オーケストラ、舞台美術
その波動、旋律、広がる色と世界
全てが美しいエネルギーに満ちており
総合芸術という
素晴らしいエネルギーを全身に感じ
至福のひと時を堪能いたしました。
出来うる限り
常に美しいエネルギーを取り入れたい
様々な美を取り入れ
自分というフィルターをして表現してゆきたい
自分というフィルターをして表現してゆきたい
数々の
美しく心振えるシーンを目に焼き付けながら
そう感じておりました。
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