4/25/2019

奥深き官能美の世界

女性とは
皆等しく美しき花のようである

 
このフレーズを耳にすることはあっても
そのことについて、深く思考することは
あるだろうか

花とは


花びら一枚一枚
直線もあれば、曲線もあり
色にも濃淡があり
光が当たる部分もあれば
奥深くには、ひっそりと陰となる部分もある
 
そして、その陰翳があるからこそ
更に美しさが引き立つのである

また
私たちの五感を刺激すべく
花は各々、芳しい香りを放ち
生きとし生けるものを惹きつける


恰も、金木犀が
ただその香りだけで
自らの存在を知らせることができるように


風に靡くしなやかな花もあれば
棘を身につけ、寄り来る者を選ぶかのような
強く気高い花もある

官能美とは
言わば花の如くに

美しさと気高さ
強さとしなやかさ
固さと滑らかさ
 
全てを光の内に晒すのではなく
陰をも内包している神秘性
 
言葉では、言い尽くせない
目に見えぬオーラを併せ持つ

自分は
どの花のようであろうか
そして
どの花のようでありたいと思うか

美しき花が咲き誇る季節
思いを巡らせてみたいと思う。




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