嘗てないほど、重苦しい空気に包まれている
そのような中で
美しさを保つこととは、並大抵のことではない
このような、ネガティブな流れの中にあって
私たちが陥りがちな罠とは
繊細さに対する意識が甘くなり
思考や行動に、大雑把さや粗さが目立つことである。
ネガティブな空気の中では
美しさに必須である
余裕や、間が生じる隙はない
余裕が失われることで
逆に生じる
忙しなさや慌ただしさ
こうして、全てに於いて
微細な粗が生じ
小さな亀裂が集まることで
やがて
在るべきものを崩壊させてしまうのである。
僅かな亀裂が生じた瞬間を見逃さず
繊細に修正をかけ
美しさを狙いにゆく
ハイヒールで、踏み出す一歩
ミリ単位の美しさを狙い
美しい動作一つ一つ
使う筋肉の先に意識を働かせる
こんな時だからこそ
より繊細に意識を向けること
意識が繊細であればあるほど
美しさが消えた瞬間
その僅かな違和感を感じ取ることができ
美しさへ向け
軌道修正へと意識が働くからである
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