7/15/2017

美学を貫く

敬愛する茶道の恩師が
闘病の末、旅立たれました。


今年の初め、初釜のお席で、
来年もまた楽しみに

と、和やかに笑い合っていたことが
遥か遠い昔のよう


溢れるほどの大切なお道具

その一つ一つのの行き先を
全てきちんと定めるまでは

と仰ったとおり

ご家族の手を煩わせることなく、
完璧に、ご自分の責務を完了され、

その後の段取りも、
全てご自分で纏めていらっしゃったことに
ご家族も驚いておられました。


先生らしく、
最後の最後まで美学を貫かれたこと

美しい生き方のお手本と、
その精神を残してくださったことに
胸が熱くなります。



私たちは
終わりのけじめをどの様につけるべきなのか

いつその日が来ようとも、

後悔なく
全てやり切ったと言えるよう

毎日を無駄にせず
丁寧に、そして真剣に生きること


自分の美学、哲学の種を蒔くことで
誰かの心に、何か少しでも響くものを残せれば


人生を全うしたと言えるのだと
教えていただいた気がいたします。











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