学生の頃から映画を観ることが大好きで
学校帰りに友人と誘い合っては
映画館に通っていました。
帰国子女の友人と映画を観た際には
海外では面白くないと
後ろからポップコーンが飛んでくるのだと聞いて
衝撃を受けたことも懐かしく思い出されます。
映画だけではなく
コンサートや舞台
鑑賞するというシーンに於いて
つまらなくても拍手をしてしまうのが日本人だと
言われています。
以前フジコ・ヘミングのコンサートに行ったとき
「ミスばかりでしたのに
こんなに拍手を下さるのは日本の皆様だけです」
と仰ったのを聞いたときは
とても複雑な心境でした。
映画に話を戻しますと
私の中のエレガンスのお手本は
ローマの休日のAudrey Hepburn
最後のシーンで放つ圧倒的な気品とオーラ
目指すこのオーラには未だ近づけず
この先何処まで近づけるか、道は長いですが
自分の目指したいイメージが固まったのは
恐らくあのシーンに出逢った時
それ以来
彼女に魅了されています。
もうひとりの憧れの女優
Cate Blanchett
彼女の圧倒的な存在感と
その眼差しが放つエネルギーには鳥肌が立ちます
ある映画でのラスト
別れ際に、2人の人物の肩に触れるシーン
画面に映るのは彼女の手と相手の二人の表情のみ
言葉は一言も交わさず
その手の置き方一つで
如何に愛を込め
そして気持ちを伝えるかを表現していました。
眼差し一つ
身体の動き一つ
エネルギーを如何に込めることが出来るか
映画のワンシーンから学ぶことは数知れません
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