6/29/2020

声のコントロール

暫くテレビから情報を得るのを控えていたが、
ここ最近、再びテレビを見て、気づくことがあった。

それは、女性アナウンサーの声が、
皆一様に非常に高いと感じることであった。

日頃訓練をしているはずの女性アナウンサーでさえ、
美しい発声ができているのは、
ごく限られた一部だと感じるのであるから、
いわんやアナウンサーでない女性をやである。

日本の女性が、世界の女性と大きく異なるところは
特徴的なその「声」であろう。

アニメ声、舌足らずの声、鈴を転がすような声、
これらの表現は、残念ながら、日本においては
ネガティブというより寧ろ可愛らしいと思われているようである。

女性ではなく、女子であろうとし、
美しさより、可愛らしさや幼さを良しとする
日本ならではの風潮である。
 
声とは、コントロールしなければ、エレガンスを生み出す事はできず
歩き方同様コントロールすべきものである。

意識せずに、美しい声を出すことは、不可能なのである。

私は、朝、ストレッチやエクササイズと同様に、
声のエクササイズを行っている。
日本語は、母音が曖昧であるため、母音を美しく発音できるよう、
声の哲学にて学んだように、発声のエクササイズを意識している。

世界基準の美を求めるのであれば、
可愛らしさではなく、美しさを狙いにゆくこと。

たとえ美しい女性であっても、
会話をした瞬間、声に美しさがなければ、
全ては台無しなのである。

 
 

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