5/30/2018

美意識を磨く

間もなく茶道の恩師の1周忌となります。

1周忌に向けて、追悼茶会を開催する運びとなり
週末毎に、お世話になった方々へご挨拶へ伺ったり
打ち合わせに入ったりと、慌ただしくしておりますが

一年とは何と早いことかと
改めて感じている日々です


ご挨拶に伺って感じることは
茶道の先生方は、皆様お年を召されていても
とてもお元気で、姿勢が良いこと。

着物を着て茶室に足を踏み入れると
背筋がピンとして
カチッとスイッチが入るとのこと。

美しい姿勢を保つために
意識していらっしゃるポイントを伺うと

何はともあれ、腹筋が要
 
加えて重要なのは背筋
 
帯の重さに負けないように
肩甲骨を寄せて胸を張ること
 
だそうです。

着物を着る際、帯を締めることで
肩周りも動かしているため
肩凝りとも無縁とのお話でした。

 
 
 
着物を美しく着ること
 
茶室を美しく整え
日常を切り離し
 
一服のお茶を心を込めて
自分のために、相手のために
心静かに点てること

一つ一つを
心を込めて丁寧に行うことで
 
美意識は磨かれてゆくのだと感じます。

こうして点てられたお茶をいただきながら
 
 
四季折々
茶室に詰められた美しさを
繊細に感じられるよう
 
美意識を磨いてゆきたいと思いました。







5/26/2018

持ち物は最小限に

長らくの懸案事項であった
PCを持ち歩くことを止めました。

 
重い荷物を持つことは
身体に相当な負担を掛けるばかりでなく

 
例え
荷物を両腕に均等に振り分けたとしても
左右のバランスが崩れる原因となります。

何故ならば
荷物の重さで、両肩が内側に入ってしまうため
デコルテをしっかりと開くことができず
 
結果として
頭を後方へプッシュすることが出来ず
頭のポジションが前に来てしまうことで
 
身体に余計な負荷がかかり
腹筋を充分に引き上げることが
できなくなります。
 
この状態では
美しくないばかりか
正しく歩くことは困難になります。

 
身体は一つのユニットであるため
一つ意識が抜けると
全ての筋肉に影響が表れてしまうのです。

 
例え仕事の時間が長く掛かったとしても
 
荷物を一つ減らすことで
確実に負荷が減り
身体への意識が入れやすくなったのを感じます。

 
バッグの中身を常に確認し
更に少ない荷物での生活が可能か否か

 
シンプルという美しさを目指し
荷物を減らす努力をしてゆきたいと思います。
 
 
 
 

 

 

 

5/21/2018

美しさを追求し続ける

人生は選択の連続
 
どちらを選ぶか
そして何を選ぶか迷ったときは
美しい方を選びましょう
 
Asamiさんから学んで以来
 
 
私の選択基準は
 
「それは美しいか否か」
 
選択するのは
物に限らず
思考や行動に於いても同様です。

 
しかし、美しさを基準に選ぶにしても
日々自分の美意識を鍛えていなければ
美の基準は曖昧となり
迷いがあったときに直ぐに答えを出すことはできません。
 

世界的著名人の高い美意識は
私にとっても大変興味深いものであり
 
アップルのスティーブ・ジョブスは
「一番美しいものが一番良いものだ」
との一言や
 
将棋の名人羽生善治氏による
「美しい一手が最善の一手」
という言葉には
 
深く共感いたします。
 



美しいもの、美しいこと
行住坐臥美しさを追求することこそが
選択すべき正しい道なのだと思います。
 
 

美意識を鍛える一番の方法は
 
常に美しいものに触れること
美の基準を高く持つこと
美を見極める繊細さをもつこと

 
そのためにも
ハイヒールは最適です
 
ハイヒールで美しく歩くには
一歩一歩を美しく、確実に決めねばなりません
 
足を前に運ぶ際
爪先は正確に真っ直ぐ前に運ぶこと
 
内側に入っていたり、外側を向いていたりすれば
着地の際、母指球に確実に体重を乗せることが出来ず
美しく歩くことはできません。

更にヒールが高くなればなるほど
母指球の感覚をより繊細にする必要があります。

美しさを究めるということは
人生に於いて正しい道を追求していくということ
 
 
美意識を常に鍛えることこそが
違和感に繊細になり
迷わずに正しい選択をするための方法なのだと思います。
 
 


5/15/2018

新月に思いを馳せる


新月になる度に思い起されること

それは
 
光の中にも必ず闇があり
闇の中にも必ず光がある
 
 ということ

月明かりの見えない新月に於いて
光は見えなくても
月は必ず存在しており

光と闇は常に共存していること
 
 
果てしない宇宙の中だけではなく
それは私たち一人一人の中にも

闇があるからこそ、光が美しく輝くのであり
闇が濃いほど光も輝く
 
 
光も闇もどちらも自分の大切な一部なのだから
自分の中の闇に目を瞑るのではなく
無きものにするのではなく
 
 
双方を感じ
それを同じように受け入れることで
私たちも宇宙の一部となり
宇宙のエネルギーと共鳴できるのだ
ということ
 
 
これを聞いた時
数ある自分のマイナス部分も
様々に起こるマイナスな出来事も
全ては自分が輝くために必要なものなのだと
不思議と腑に落ちたのでした。
 
 
素敵な夜をお過ごしくださいませ

 




 

5/10/2018

五感を磨く

美しさとは、上質なエネルギーに宿る

 
私が常に意識していること
それは
「美しく在る」
ということです。
 
では美しさとは
どのようにして
磨き上げてゆくことができるのでしょうか

 
それは
常に自分の五感に意識を向け
感覚に繊細であることだと感じます

 
 
 
五感を磨くことが美しさに繋がる

 
と一閃したのは

数年前に来日した
パリのクリュニー中世美術館所蔵の
「貴婦人と一角獣」
のタペストリーを目にしたときでした

 
素晴らしい輝きを放つ6枚のタペストリーが
一堂に会し
 
そこに描かれていたのは
触覚、味覚、嗅覚、視覚、聴覚の五感に加え
 
 
「我が唯一の望み」と題された第六感
 

各タペストリーの想像以上の大きさと
繊細なる美しさ
歴史の重みを伴って放たれる
堂々たるエネルギーに圧倒されたのは勿論のこと

 
 
謎に包まれ、未だ解明されていないとされている
6枚目のタペストリーは圧巻であり

 
これを目にしたとき
 
その他5枚のタペストリーに描かれている五感を
繊細に磨き上げてゆくことこそが

 
究極の美しさへと繋がり
 

それが更には愛へと通じるのだと
魂が揺さぶられたのでした

可能な限り
上質な食材を口にし
上質な音楽を聴き
上質な芸術を観て
上質なものを身に纏い
上質な香りを嗅ぐ
(花や草木、自然界の香りが一番だと感じます)
こうして
上質なエネルギーに触れ
常に意識して五感を磨くこと

 
それが
更なる美しさへと繋がるのだと思うのです。
 
 




5/07/2018

先端を意識する

通勤の際
階段を利用していて
ふと目が行ってしまうのが
前を歩く方の足元です。

ヒールが傷ついている方
フラットシューズでも踵が擦り減っている方

どんなに美しく身だしなみを整えている方でも
足元の美意識が疎かになっている方を見ると
とても残念に思います。


電車内に於いても
吊り革に捕まっている方のネイルが
剥げてしまっているのを目にしたときもまた
悲しくなります。

ショップでサインをするとき
食事の際、グラスを持つとき
物を取り上げるとき、手渡すとき
 
 
様々なシーンで手先
その先端ほど
自分が思う以上に人目に触れやすく
また印象に残りやすいもの。

足元の先端である
ヒールの傷や踵の擦り減りは
自分では目に入らない部分であるからこそ
より美意識が問われるところでもあります。

先端をより美しく
 
是非、意識をして過ごされることをお勧めいたします。



 




5/02/2018

特別な企画のご案内

本日は特別なお知らせがございます。

5月9までに
レッスン最大回数のお申し込みをいただいた方
先着1名様に

レッスンが終了した際

ASAMIさんのプレタポルテコース45分を
特典としてプレゼントさせていただきます。

ASAMIさんは現在
プレタポルテの新規受付をされておりませんので
この度は大変貴重な機会となっております。


是非この素晴らしい機会に
ハイヒールの哲学に触れていただけますと幸いです。
 
 

 

幸せとは

今年も、気づけば残り2ヶ月余りとなった。 時が経つのが、あまりにも早く 多くのことが起こりすぎ、何をしていたのか 思い出せないことも多い。 振り返れば 昨年までは当たり前であったことが 今年は、当然ではなく これから先は、全てが変わってゆくのだと感じる。 もう元に戻ることはないで...