異なる視点で美を見出す
を観てまいりました
葛飾北斎が西洋美術の世界に与えた衝撃と影響
北斎を始めとする日本美術の表現方法は
当時の西洋美術界で常識と思われていた表現法を
大きく覆すものでありながら
それは西洋の印象派の画家たちに
驚きを持って受け入れられました。
西洋と東洋では
常識とされている表現方法が真逆だった時代
西洋では山を塊として表現するのに対し
北斎は山を線で表現
雨を点として捉えるのに対し
北斎は線として表現
視点は正面からではなく
俯瞰して表現
遠近法
主役が遠く小さく見えても
木や枝を前面に配し
ありのまま、目に見えるままに表現
北斎の作品がこんなにも多く
しかも
作品がそのままに
西洋美術に取り入れられていたことが
大きな驚きでした。
日本人が
ゴッホやセザンヌ、ゴーギャンなど
西洋の印象派の美術を愛するのは
その中に、どこか
日本人独自の美意識を感じ
親しみを覚えるからかもしれません。
思い込みという観点から見ると
ハイヒールも同様
ハイヒールも同様
ハイヒールは腰に悪い
ハイヒールは外反母趾になる
ハイヒールは痛みを伴う
ハイヒールがこのように言われているのは
世間一般で考えられている
誤った思い込みによるものです。
印象派の画家たちが
北斎の真逆の表現法に衝撃を受けたように
思い込みの蓋を外し
正しい知識を学べばこそ
ハイヒールで歩くとは
こんなにも身体に良いものであり
何より
美しいのだと衝撃を受けることでしょう。
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