ハイヒールの哲学と出会い
私の身の回りに増えたものと言えば
鏡である
自分のことは
誰よりも自分が一番よく知っている筈であり
またそう在らねばならないのだが
実は、他の誰よりも知らないこと
それは自分の姿
自分がどのような姿で日常を送っているのか
人前に立っているのか
意識したことはあるだろうか?
その姿が、例え美しくないとしても
他人は指摘してはくれない。
美しくない、という烙印を押されるだけである。
ハイヒールと共に過ごすようになり
鏡を、部屋のあちらこちらに配置することで
ふと目を上げると
そこに鏡があるという環境を作り
否応なしに
無防備な自分の姿を目にすることになった
鏡は、良くも悪くも
嘘偽りなく、今の自分の姿を教えてくれる
最も効果的であったのは
自分が、食事をする姿である
最初に見たときは
正直、余りに衝撃であった
姿勢が悪くないか
前かがみになりすぎていないか
腹筋、背筋、デコルテ、頭の位置
全て、意識すべきはハイヒールと同じである
常に傍ら鏡を配置することで
鏡に映る自分の姿を
瞬時にチェックすることが出来る
この時期、電車の車内では
暑さもあってか
座っている方も、立っている方も
皆一様に
緩んだ姿勢で過ごされているのを目にするが
日常的に鏡と過ごすことの効果で
鏡がなくても、目の前にあるかのように意識して
気を引き締めることが出来る
自分が、どの様な姿で過ごしているか。
美しく在りたいならば
是非、鏡を見る機会を増やすことをお勧めいたします。
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