8/16/2019

可愛さではなくエレガンスを

一つの予定が終わり、次の予定との隙間時間に

一人考え事をしたく
カフェで時間を過ごすことにした

席へ着き、周囲を見廻す

スマートフォンをチェックしている方が
圧倒的に多い

カフェの空気感
周囲の騒めきや、インテリアなど
これも一つの楽しみであるが

スマートフォンにのみ気を取られていては
五感を働かせ、空間の雰囲気を楽しむことは
恐らく難しいのではと、残念な気もしてしまう。

様々な方の集まるカフェであるが

この度、私が気になったことは
日本女性特有の仕草であった

日本人は取り分け
エレガンスであることよりも
可愛いということに重きを置く

隣のテーブルには
ティーカップを両掌で包み込み
ふうふうと冷ましながら紅茶を飲んでいる女性


良く見かけるこの仕草は
幼く見えるばかりで
全くエレガンスとは言えない


ティーカップを両手で包み込む姿とは
必然的に猫背になり
姿勢も美しさとは程遠い


ティーカップとは、持ち手に指を通さず
指先に神経を集中し
指を揃え、片手で美しく摘むものである。

デコルテを開き、美しい姿勢で。

勿論
小指を立てることは、エレガンスではない。


熱い紅茶をサーヴしていただいたとしても
適温になるころを見計らっていただくべきで
ふうふうと冷ますべきものではない

紅茶の香り、水色を
楽しみながら、適温になるのを待つ
というのも
五感を楽しませる時間。


日本人女性特有の甲高い声
(これもまたエレガンスとは対極である)が
多少気になりつつも

様々な気付きを得たカフェでのひと時

貴重な時間に、感謝であった










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